カテゴリー別アーカイブ: 高血圧ニュース
ビール好きに朗報!「一日一杯のビールが体にいい」と発表される
健康のことを考えて、仕事の後のビールをためらっていたそこのあなた!これからは、なんの気兼ねもなくビールが飲めるようになるかもしれない。以前「一日一杯の緑茶が体にいい」とお伝えしたが、今度はなんと「一日一杯のビールが体にいい」と発表され、世界のビール好きたちは大喜びしている。 今回のビールに関する研究を発表したのは、スペインのエストラッチ博士とラムエラ博士。彼らの研究によると、一日1パイントのビールを飲むと、糖尿病・高血圧のリスクを減らし、そしてさらには体重を減らすことさえできるのだという。 1パイントはイギリスやアメリカで使われている容積の単位であり、日本でいう約568ミリリットルのこと。500ミリリットルの缶ビール、一杯分を想像すると分かりやすいだろう。 エストラッチ博士とラムエラ博士は、57歳以上の男女1249人を対象に今回のビールの調査を行った。対象者たちはエールビールやラガービールを適量に摂取することで、糖尿病や高血圧にかかりにくくなり、そしてなかには体の脂肪が減ったという人もいたから驚きだ。 博士たちは「ビールは肥満のもと」と言われていることに対し、それはビールと共に食べる油っこいおつまみや単なる飲みすぎに原因があると説明した。 そもそもビールには葉酸、鉄分、カルシウム、そして様々なビタミンが含まれており、それらが循環器システムを保護してくれると今回の研究は主張する。また、ラガービール1パイントは約200カロリーしかなく、ミルク入りのカフェラテ一杯分とほぼ同じカロリーなのだ。 ラムエラ博士は「今回の研究で、ビールが肥満を作り出しているという神話を打ち壊すことができました。もはやビールが、肥満の原因ではないと私たちは知っているのです」と述べ、欧米でささやかれている「ビールは肥満のもと」という考え方を真っ向から否定した。最後に博士たちは、適量なビールだけではなく、きちんとした食事と運動も健康な体には必要なことを改めて強調した。 今回のビールに関する発表は、ビール好きにはたまらないニュースであり、特にダイエット効果は女性のビールブームを生み出すかもしれない。ビールが健康にいいと分かったことだし、景気よくビール一杯!といきたいところだが、適量飲んでこそ体に良いということをくれぐれもお忘れなく。 (文=田代大一朗) screenshot:dailymail.co.uk ■参考リンク DailyMail(英文)
妊娠の高血圧症、治療薬探しに新型マウス 阪大開発
人の妊娠高血圧症候群に近いモデルのマウスづくりに、大阪大の医学部と微生物病研究所のチームが世界で初めて成功した。このマウスで、高脂血症の治療薬のスタチンが母マウスの血圧を下げることも確認した。妊婦に安全な治療薬探しにつながる成果だ。 妊娠高血圧症候群は妊婦の約1割が患う。妊娠に伴って血圧が異常に高くなり、足がむくんだり血管が破れやすくなったりして、重症だと母子の命にかかわる。胎盤の血管がうまく育たないことが原因の一つとされる。 伊川正人准教授(実験動物学)らは胎盤の血管を育ちにくくする遺伝子を着床前のマウスの胚(はい)に入れ、人の妊娠高血圧症と同じ症状を起こすマウスをまずつくった。このマウスを妊娠させ、高血圧の発症前にスタチンを与えたら、血圧は妊娠中も正常の範囲にとどまった。胎盤の成長も2割ほどよくなった。赤ちゃんの体重も、スタチンを与えなかった母マウスの赤ちゃんと比べて15%重くなった。 スタチンは血液中のコレステロール値を下げる働きのほか、心筋梗塞(こうそく)や脳血管障害を起こしにくくすることが知られている。ただ、いまの市販薬は赤ちゃんに奇形が生じる可能性があるとして、妊婦には原則として使えない。 今回のマウスは妊婦に安全な薬を探すのに役立つ。伊川さんは「よりよい薬がみつかれば、日本だけでなく途上国でも周産期死亡を減らせるのではないか」と話す。(権敬淑)
ヤマキ株式会社 × オムロン ヘルスケア株式会社 健康管理サービス「ウェルネスリンク」会員向けイベントでコラボレーション企画を実施
自然の味を大切にし、安全・安心で高品質の商品作りを目指すヤマキ株式会社(本社所在地:愛媛県伊予市、代表取締役社長:城戸善浩)は、ホームメディカルケアに積極的に取組んでいるオムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都市、代表取締役社長:宮田喜一郎 以下オムロン ヘルスケア)と、ITを活用した健康管理サービス「ウェルネスリンク」の会員向けイベント「みんなでイベント」でコラボレーション企画を実施します。 ウェルネスリンク (http://www.wellnesslink.jp)は、オムロン ヘルスケアが運営する、ユーザー参加型の健康管理サービスコンテンツです。ITを活用し、血圧や体重、歩数など、毎日の測定データをWEBに送り、そのデータをもとにパーソナルアドバイスが受けられたり、さまざまな健康管理をサポートする無料の会員制サービスです。昨年11月1日のスタート以来、すでに会員は1万人を突破しております。 健康管理コンテンツの1つ「みんなでイベント」は、話題のテーマや、気になる健康法を取り入れながら、会員同士が楽しく健康管理を続けられる、WEB上のイベントです。ウェルネスリンクスタート以来、すでに3つのイベントを開催し、約1000人が参加しています。 このたび、弊社とオムロン ヘルスケアとのコラボレーション企画で実施するみんなでイベント「減塩で血圧改善に挑戦!」を2月14日よりスタートします。 これは、弊社の減塩だしつゆを用いたおいしい料理で無理のない減塩生活をはじめることをきっかけに、血圧改善に挑戦しようというイベントです。高血圧の改善を目指す会員、高血圧予防に意識の高い会員の方から抽選で100名に減塩だしつゆをサンプリング。参加者はウェルネスリンク会員ページに掲載する弊社提供の減塩レシピを参考にしながら、1ヶ月間減塩生活に取り組みます。 「だしを効かせておいしく減塩」をテーマに発売している弊社の減塩だしつゆを、オムロン ヘルスケアのウェルネスリンクに賛同させていただくことで、このたびコラボレーション企画が実現しました。 自ら生活習慣を見直し改善に取り組もうという健康意識の高いウェルネスリンクの会員の皆様に、より満足して健康生活を送って頂ければという思いを込めた企画です。 ■みんなでイベント「減塩で血圧改善に挑戦!」の概要 1.内容 :「減塩」を心がけた食生活を送ることで、血圧降下を目指す。 ・参加応募者から100名にヤマキ「減塩だしつゆ」をサンプリング。 (サンプリング抽選にもれた方もイベントには参加いただけます) ・ヤマキ作成「減塩つゆだしを使った減塩レシピ」を提供 ・参加者には、イベント終了後に抽選で「ヤマキ商品詰め合わせセット」をプレゼント。 ・参加者の血圧値変化の状況など、イベント効果をレポート。 2.募集期間 : 2011年1月21日(金)~1月31日(月) 3.実施期間 : 2011年2月14日(月)~3月13日(日 ) ■「減塩だしつゆ」の商品特徴 ・だしの香りとうま味をたっぷりきかせることで、塩分(ナトリウム分)を*(1)50%カットしても、従来のつゆと比べておいしさはそのままです。 ・従来のナトリウム分の代わりに*(2)カリウム分を1/2使うことで、塩分を*(1)50%カットしています。 ・納豆のネバ成分に含まれる、味をまろやかにする成分(ポリグルタミン酸)を用いているので、だしのうま味とあわせて、まろやかな味わいに仕上がっています(味の素KK「やさしお○R」技術+ヤマキのだしより)。 *(1)当社3倍つゆ比 *(2)カリウムは、野菜や果物に多く含まれる成分です(味の素KK「やさしお○R」技術より) webサイト(減塩だしつゆブランドサイト) http://www.yamaki.co.jp/gen-en/top.html ※ヤマキ「減塩だしつゆ」は、血圧の改善を保証するものではありません。